会報紙「天地一拳」６月号を発行しました。

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天地一拳_202306.pdf (3.11MB)

　5月27日（土）は、第10回総本部指導員研修が行われました。今回も静岡支部をはじめ、今回特別昇段を希望する参加者があり、岡崎館長の指導による熱心な稽古が行われました。最初に不動禅の稽古を行い、つぎに平安の動作確認と分解を行いました。毎回平安の型の稽古を行いますが、その分解の技の多さに、毎回参加者は大いに収穫があるようです。１回の指導では指導しきれないので、毎回少しずつ行っています。特に型の分解は、表面上の突きや蹴りだけではなく、裏技や投げに変化する内容の方が割合として多いことに驚かれます。また、複数を相手にする戦いにおいてのタックル攻撃の怖さなど、実際の経験を元に指導されました。この日は特別昇段にむけて、最破と大城の根の動作確認や注意事項の指導がありました。

5月14日（日）、埼玉県久喜市総合体育館４階武道場において、技術委員会主催の組手・型講習会が開かれました。当日は気温が高かったにもかかわらず５０名以上の参加があり、熱気あふれる稽古が行われました。岡崎館長の全体指導のあと、組手と型の班別指導が行われました。組手を担当した岡崎館長より「自力をつけるミットトレーニング」の指導がありました。２回目という人もこともあって、どの参加者も上達が見られました。２人１組の練習は、技とそれを使う体力、ミットで受ける体力といろいろな効果が得られます。型の指導は技術委員会が担当し、帯別に課題を決めて丁寧な指導が行われました。

全日本大会終了の翌日より、２日間にわたり国際指導者セミナーが同会場で実施されました。盧山会長、岡崎館長、湖山国際本部長らによる内容の濃い技術指導が行われました。合わせて国際支部長会議も開催され、それぞれの支部長が国際組織の一員である自覚を深めました。

セミナー修了後は、サヨナラパーティーが催され、極真館は皆が家族であるという素晴らしい雰囲気で盛り上がりました。来年２月に予定されている国際指導者合宿にも大勢の参加者あることを期待しています。

去る４月２９日（土）３０日（日）の２日間、埼玉県戸田市スポーツセンターにおいて、２０２３春季全日本空手道選手権大会が開催されました。青少年、一般、国際壮年など組手、型などの各部門で熱戦が繰り広げられました。今回は、６７０名の参加者で、特に海外からは２０ヶ国からの参加があり、さながら世界大会のような盛り上がりを見せました。海外の強豪選手を相手に日本選手の健闘が光り、世界大会に向けて期待の膨らむ内容の大会となりました。大会初日には全国支部長会議が行われました。